エレキギターの波形確認
この度、念願のオシロスコープとオシレータ(発信器)を購入いたしまして、 うれしくなって、エレキギターのノイズ確認をしてみました。
使用したギター
使用したギターは、僕が古くから愛用しているFenderJapan95のストラトです。 ピックアップをカスタムショップの54セットに交換しているものです。 ボリューム・トーンを最大で測定してみました。
ノイズ成分は1mV
手でアースを取った状態でノイズ成分を測定してみると、波形はピーク・ピークで ちょうど1mVとなりました。歪ませた時に結構ノイズが気になるのですが、あのノイズの元が わずか1mV程度だったとは、僕もちょっと驚きでした。周波数はもちろん60Hzです。 (波形がないですが、それはアナログマンたる者アナログのオシロスコープじゃあ!!と 張り切ってアナログのオシロスコープを買ったからです。このデジタルの時代に!!)
出力波形を確認
ぎゃーんと弾いた波形も確認してみました。これまたアナログのオシロスコープなので、 トリガかけることが出来ず、トリルで弾きながら波形を確認してみました。
結果、ピックで強く弦をはじいた瞬間は、400〜500mV程度のピーク電圧が発生し、 音が伸びている状態では、100mV程度の振幅、その後減衰していきます。(ピーク・ピーク) なので、今回のストラトで言えば、100mVで考えるとS/N比がおよそ40dB(100倍)と 見積もられます。
まとめ
ノイズが1mV、信号が100mVと覚えると結構使いやすい値だと思います。 今後のエフェクター/アンプ設計で、入力過多、出力過多の計算に使っていこうと思います。 (ただし、今回のストラトでは)
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